ED治療薬利用の際は併用薬に注意

中高年世代で高血圧、高コレステロール、糖尿病などの生活習慣病がある人は、それが元となり勃起障害の症状が起こることがあります。
生活習慣病を持つ男性が勃起障害の改善のために医薬品治療を行う際、高血圧の人には特定薬との併用について留意することが必要です。
例えば、血圧を下げる効果のあるアムロジンOD錠薬とED治療薬を併用した場合、副作用が出ることが。
ED治療薬と血圧降下剤を併用していると、低血圧になりやすく頭痛・目まい・立ちくらみの症状を起こすことがあります。
副作用の症状としては軽いものですが、低血圧の状態が長く続くようになると新たな副作用が出てしまう恐れがあります。
主要なED治療薬(バイアグラ、レビトラ、シアリスなど)は、どれもホスホジエステラーゼVという分解酵素を抑制して男性器の機能を回復させる働きをします。
ホスホジエステラーゼVは血管を収縮する筋肉に作用し、これを抑制することで血管が拡張し血の巡りが良くなります。
男性器が勃起する状態は、陰茎部に一気に大量の血液が流れ込むことで起こります。
血の巡りが悪いと男性器に血が流れ込まなくなり、勃起障害の症状が出てしまうのです。
ED治療薬は血管の動きを活性化させることにより、陰茎部に充分な血が巡るようにする効果があります。
一方、アムロジンOD錠などの降下薬も、血管を拡張して血の巡りを良くし血圧を下げます。
同様、ED治療薬の副作用の一つに低血圧症があり、2つの併用でその副作用が起こる確率が高まるのです。
併用を検討するのなら、医師に相談して決める方が良いでしょう。
また、ヘレバ(ロデナフィル)と言うブラジルで開発されたED治療薬には、網膜色素変性症の方の服用不可、硝酸塩を含む狭心症や心筋梗塞の治療薬との同時服用は急激な血圧の低下を誘発するので併用不可。
排尿障害治療薬、降圧薬との併用も不可との記載もあります。
各種ED治療薬を使用する際には、注意書きを詳細に確認するようにしましょう。